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トップメッセージ CSR報告書 | 大同特殊鋼

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Academic year: 2018

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「特別を超える価値」を提供し、持続可能な

未来社会の実現に貢献する企業を目指します。

トップメッセージ

当社は、創業100周年を迎えた2016年8月、大同特殊

鋼グループ経営理念を新たに制定すると同時に、グループ スローガン「Beyond the Special」を掲げました。1916

年の創業以来、「他とは違う特殊なもの 、特殊な製法・工 法」を追求し、多種多様な特色を備えた特殊鋼を生産して きました。そして、100年を経た今、産業界は大きな変革

のときを迎え、当社を取り巻く環境も刻々と変化していま す。この大変革時代を乗り越え、企業の社会的責任を果た していくために「Beyond the Special」、「特別を超える価

値」を提供し、持続可能な未来社会の実現に向けてよりよ い“ものづくり”を続け、社会からのご期待・ご要望に応えて いきたいと考えております。

2017中期経営計画を確実に実行し、

企業競争力を高めていきます。

現在、2017年度を最終年度とする中期経営計画を実行

中です。2016年度はその中間年度であり、初年度で種ま

きした諸施策を確実に結果につなげていくための重要な

1年でした。重点施策の一つである『 お客様との共創』で

は、製品別から顧客別組織へと改編した営業部門によるア カウント型営業を軸に、お客様と密接なコミュニケーション を進められるようになりました。いち早くニーズを捉え、グ ループ内の製品群、技術力を余すところなく提供し、共に 創り上げていくための組織としてその機能を果たしつつあ ります。

『 成長領域への注力』としては、2017年1月に磁石の製

造販売を担うグループ会社2社を合併しました。EVやHEV

など自動車の電動化を支える高機能磁石は、今後大きく需 要が拡大することを見込んでおります。この両社が合併す ることにより幅広い製品ラインアップが揃い 、今後はお客

様のご要望に対し最適な製品を迅速に提案してまいりま す。加えて、自動車用ターボ部品を製造するグループ会社 の設備増強も進めております。これまで欧州中心だった ターボ搭載車は、中国や北米、更に日本にも広がりを見せ ています。燃費効率向上による省エネルギーに効果的な ターボエンジンの世界的な需要に対し、高品質、高付加価 値の製品を提供していきます。

2013年に製鋼プロセスの効率化を目的として、知多工

場へ150トンアーク炉を新設しました。これに続き昨年は、

渋川工場の25トン真空誘導炉、知多工場の再溶解炉が稼

働を始めています。これらの戦略投資は、溶解プロセスの 最適化や製造プロセスの更なる高度化により品質(Q)、コ

スト(C)、納期対応能力(D)の競争力を高めるためのもの

であり、今後の確実な戦力化を目指してまいります。また、 タイでは自動車用型鍛造部品の製造が本格化しました。北 米ヒューストンに設けた新拠点では、石油・ガス掘削分野 の中長期の成長を見込み、営業活動を継続しています。こ のような海外拠点をしっかりと活用しながら、重点施策の

3つめの柱『QCD競争力の強化』を推進してまいります。

これらの重点施策を実行に移していくうえで重要なのは 「人」です。社員一人ひとりが働きがいを持ち、健康でいき いきと日々の業務に取り組むことこそが、ものづくり力を 高め、企業を成長へと導く原動力となります。社員がその 能力を最大限発揮し、企業と共に成長していくことができ るよう「働き方改革」にも積極的に取り組んでまいります。 まずは今年度より、会議の回数や時間、資料などを「半 減」、生産面では、支・故障や型替えの頻度、所要時間を 「半減」する「半減運動」をスタートさせました。今後は長 時間労働の是正や社員の意識改革を進め、ワーク・ライフ・ バランスを実現してまいります。

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大同特殊鋼 CSR報告書2017

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代表取締役社長

省エネルギーの推進と組織体制強化に

よる、グループ一体となった

リスクマネジメント・コンプライアンスに

取り組んでまいります。

電力をはじめ多くのエネルギーを消費する当社にとって、 限られた資源を有効活用し、環境負荷低減に最大限努めて いくことは、経営の最重要課題であると認識しています。

2016年秋に発効された「パリ協定」では、地球規模の環境

問題について世界各国が互いに協力し、課題解決に当らな ければならないという強い意志が表明されました。こうし た状況も踏まえ当社では、中長期省エネルギー目標として、 「2030年度までに10%以上削減(2013年度BAU*比)」

を策定しています。この目標の達成に向け、更なる投資で 各設備の省エネルギー化を推進していきます。

また、コンプライアンスおよびリスクマネジメントは企業 経営の根幹を成すものであると位置づけ、大同特殊鋼グ ループ一体となった体制の強化に取り組んでいます。環境 活動と連携したリスクマネジメントおよびコンプライアンス 強 化を目 的に活 動していた全 社プロジェクトを「CRM

(Corporate Risk Management)部」として組織を格上げ

し、監査および内部統制機能についても集約いたしまし た。これにより、海外を含む大同特殊鋼グループ全体を掌 握し、機動力をもって課題解決を推進する体制を構築して まいります。

* BAU ・・・ Business as Usualの略。

素材の可能性を追求し、

“ものづくり力”を高め、

よりよい未来社会の実現に

貢献してまいります。

当社は新たな100年を迎えるためのスタートを切りまし

た。これから先も特殊鋼という素材と共に、次の世代へよ り豊かで明るい未来を引き継いでいくための“ものづくり 力”を一層高めていきたいと考えています。そして、持続 可能な未来社会の実現のため、「特別を超えた」ところにあ る素材の可能性を信じ、追求し、人々の暮らしと産業の発 展に貢献する企業であり続けたいと考えています。

このCSR報告書を通じまして当社の活動内容をご理解

いただき 、一 層 のご支 援を賜りますようお願 い いたし ます。

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大同特殊鋼 CSR報告書2017

参照

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